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2012年・春現在、被爆から67年が経過し、被爆者の平均年齢は、76歳を超えた。
被爆者運動は、20年前と比較すると運動量が、激減しており情報発信力も低下している。
また、市民団体も会員が高齢化し、同じ問題を抱えている。

一方で世界の核兵器をめぐる情勢は、依然として大きな進展は、見られない。
2011年3月の福島原発事故を契機に原発報道のニーズも高まっている。
こうした状況下では被爆地長崎で核、平和問題に固執し、取材、報道を続ける記者を育成し、
長崎のメディア全体の原爆報道を強化する必要がある。

長崎メディア・平和講座「伝えんば」の目的は、その一助とすることである。
「共に学び、次世代に引き継ぐ」が、モットー。